チベット天珠物語

名古屋空港での中華航空機事故から俄然脚光が集まったチベット天珠

平成6年4月26日、名古屋空港で台湾の中華航空機が着陸に失敗し、墜落炎上するという極めて不幸な事故が起きました。
この悲しむべき事故で、台湾の乗客としては二人しかいなかった生存者の内の一人である楊(よう)さんという方が、テレビのインタビューで「天珠を身に付けていたおかげで助かった」と証言したことから、台湾はもとより世界中で俄然「天珠」に注目が集まりました。
これが発端となり、「一命を救った天珠」の噂が広まり「天珠」は世界中で驚くほどの高値で取り引きされるようになりました。
ある有名なハリウッドスターが台湾を訪れた時も、この高価な「天珠」が贈られたことが報道され、これがまた新たな話題を世界中に提供しました。

二千年以上の歴史を有し、チベットの宝物とされる聖なる「天珠」

ところで天珠とはいったいどのような石なのでしょうか?

天珠は西蔵、つまりチベットにおよそ2000年~2500年前より伝わる霊石です。
天珠にまつわる伝説も数多くあり、その一つをご紹介すれば

「その昔、ヒマラヤ一帯には悪神が住んでいて、人々に災いをもたらし、疫病を流行させていた。
人々を哀れんだ金剛亥母(バジュラ・ヴァーラーヒー)が天上で修法を行い、法珠を地上に降ろした。
これが天珠で、この天珠を持った人だけが災厄や病魔から守られた。」

とあります。
この説でも明らかなように「天珠」は天から降ってきたという話が古来よりたくさん伝わっているのです。

こうしたことから天珠は今日でも神の霊石、聖なる石と呼ばれ、この石を持てば厄難や罪障から救われ、生命や健康が守られ、無限の福運や財運が授かるとされています。
前述した中華航空機事故で楊さんが九死に一生を得たのも、まさに天珠のパワーのおかげと信じられたわけです。
しかし、天珠という石の中に、実際それほどの不思議な力があるのでしょうか?

天珠には一種の磁場があるとされています。
そして、その磁場は天珠が大きいほど強くなるとされています。
恐らく、この磁場が血圧を安定させ、体の気の力を増幅するのだろうと現在では考えられていますが、いまだ詳しくは解明されていません。
凶を避け、災いを断つのも磁場がバリアのように働くからだとされていて、天と地の霊気を吸収し、財や富、福運や吉運を招くのも、磁場が引き寄せるからだとされているのです。

天珠は天然の瑪瑙(めのう)に特殊な腐食加工をしてチベット特有の宗教的図案を施したものです。天然の石から作られるからこそ、このような磁場があり、それが天珠のパワーにも繋がっているのだと思われます。

当社で製造している至純天珠は古来より伝わる老天珠と全く同様の特殊秘法で作製されたもので、今日、正式に「天珠」と表記できるのは、老天珠と、この至純天珠、至純風化天珠、至純龍紋天珠、至純龍麟天珠、至純龍紅天珠、至純三色天珠、至純雅麗天珠以外にありません。
天珠は今や世界各地の人々に愛され、その人を守護し、健康を守り、財福をもたらす珍貴稀少な宝物とされています。
本物の至純天珠の素晴らしさをぜひ手にとってご確認ください。

目の紋様に秘められている守護と運勢強化の護符効果

天珠には一眼から十五眼、さらに二十一眼の眼の紋様のものやそのほかいろいろな種類があります。
眼の紋様は、古代エジプトの「ウジャドの眼」中近東の「メドゥサの眼」など世界各地にあり、身を守る護符として用いられています。
また、アメリカの1ドル紙幣にはピラミッド上に三角形に囲まれた眼があり、事実、1ドル札は魔除けの護符効果を持つ紙幣とされています。
この天珠の眼の紋様も神の眼を象徴し、守護と運勢強化の護符効果があるとされています。